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経済

Reuters
プーチン大統領、ロシアはエネルギー市場で「誰とも」敵対していない
2022/10/12 09:25

 資源を持つ国が「安値では売らない」と言えば,価格は高くなる。
  見逃しているが,事実だ。
 では何故,見逃していたのか?
 資源を持つ国が貧しくて,資源を売ることで,生活環境を良くする為に売る。
 という事で,買い手の顔色を見ながら価格を決めることが行われていた。
 しかし,資源国が豊かになり,あまり売らなくても生活が悪くならないとなれば,
 買い手の顔色を見ながら価格を決めなくても良い。
 例
石油を売って,真水を作る設備を構築できた国では,生活に支障が無くなるので,
 石油を売らなくても良い。その水を使って農業もできるようになるだろうし。
 オリンピックを産油国でやろうと言い出すぐらい生活に余裕が出来てきた。
 世界的な競馬はもうやっている。
 石油の価格を買い手の顔色を見ながら決める必要は無い。
で,売り手側が団結して価格を維持できる,維持できない国は仲間が助ける等が
 出来れば,市場は売り手市場になる。当たり前なことだ。

問題は買い手側だ。
 突然 価格が高くなって,予定が大いに狂ってくる。
 寒い冬を暖房無しで過ごせない。
 石油,ガス無しで暖を取る方法を見つけ出さなくてはいけない。
この解決には数年かかるのだろう。

で,これが現実としておき,引き換えとしてウクライナ侵略を認め,属国とすることを
 認めろと言ってくるロシアを許すことは出来ない。
 人を犠牲にして自分たちが安楽に暮らそうとは思わないからだ。

資源を取引材料に戦争を始めたのは,プーチンだ。
 EUはこの冬何とか乗り切ろうとしている。

世界的なインフレのこういう背景をアラブ諸国は理解しないのか?
 便乗で,高く売れるなら文句はない。

 高物価対策で金利が上がり,先々の景気が悪くなる。
 石油の需要が減って,値下げせざる負えなくなる。
 それを避けるために石油の供給を減らそうというのが,OPEC+の現在。
不景気の負のスパイラルに入りそう。

 自由主義経済,競争原理化で起きる経済活動ではない原因が,
 市場に入ってきているので,説明,理解がしにくい,解決,処方箋が書けない。
 混乱が起きている。

地球環境から言えば,経済活動を減速させて2酸化炭素等の温暖化の
 原因を減らすことが必要。
一方で,熱波から起きる山火事を減らすことが必要。
 ブラジル,オーストラリア等で,森林が減ることは避けなくてはいけない。

お金を市場から減らせば価格は下がるだろうと言うのが,金利を上げる理由。
 お金が減れば,高い買い物はできない。
今起きている価格上昇は,買い手が増えて競争的に価格が上がっているのではなくて,
 売り手が,供給を減らして今までの市場に物不足が生じて価格が上がっている。
 その商品は,生産物:人が作れる物ではなくて原材料。
 従って,商品経済学にはなじまない。
ーーー
ここから先は,新しい経済学者たちが考えてくれ。
無学な老人は日々暮らしにくくなっている。
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