情報統制
現代ビジネス
画一的報道は自殺行為、民主主義の最大の敵は新聞・テレビではないか
メディアの役割は多様性を提供すること
大原 浩
2022/09/12 06:00
報道はバラバラな方が良い,意見はバラバラな方が良い。
しかし,人間の倫理的な価値判断は,バラバラではだめなんです。
物事の善し悪し,評価は何年も,何百年も何千年も変わらない。
人間だから。自分に痛い事を相手にしてはいけないとか,
集団,社会的なつながりの中で
生きる者は守らなければいけない事がある。
これに関しては,意見がバラバラでは,
社会の崩壊,自分の生活の基盤を失う事になってしまう。
メディアは多様性を提供すると同時に,
その社会の当り前,善し悪しの判断を提供しなくてはいけないのです。
その上で,受け取り側がその判断を選択,評価するのです。
個々にバラバラに落とし込んでは,
社会的な生き物である人間が壊れてしまう。
「壊れても良いんだ。壊れてしまえ!」と言う主張はおかしくないか。
「倫理的な価値判断」が共通しているから「民主主義」が成立するのです。
例えば,プーチンを悪だ,悪魔の所業だと 皆が報ずるのは誤りではない。
プーチンのような隣人との接し方が,暴力的で,支配的であることを
誰もが非難することは,自由な民主主義を是とする集団では当たり前のことです。
社会生活を営む者はしてはいけないことです。
世界の中で1国だけが生きているわけではありません。
で,世界に目を広げれば,プーチンを支持する人もいます。
だから,画一的な報道がなされていて息苦しいと思ったら,
世界のニュースを見て,
あなたが気に入るニュースを追いかければ良いのです。
引っ越せば良いのです。
考え方の基本が間違っているから,
結果は,大きくおかしな主張になってしまう。
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SSブログ
ロシアは救出に来ない と書きましたが,30万人を導入すると発表されました。
救出に来るのだろうか?
救出なら,赤十字を呼べばよい。停戦すれば良い。
陣地取をロシア人を犠牲にして貫徹する気なんだ。
しかし,そもそも陣地取に押し入って,半年後に追い出され始めている。
30万人を支える,銃ははあるのか? 戦車はあるのか? 砲弾はあるのか?
人間の数で戦争の勝敗が決まるのか?
ロシア人は,2War 日本の戦死者の5倍の被害を出して勝っている。
ところが,戦後拡張されたソビエト連邦はこの70年間に崩壊してしまい,
NATOに周辺を固められて,プーチンは被害妄想に落ち込んでいる。
ロシア人が何百万,何十万死んでもその領土は増えないというのが現実だ。
しかも今は,世界中から嫌われ,制裁を受けている。
焼け石に水だ。投入されたまともなロシア人は,死滅する。
まぁ,1%だから,プーチン帝国には痛くも痒くもないのだろう。
ウクライナには,主要先進国が支援して,湯水のように
兵器を使う戦争 軍需産業は大儲けだ。しかも,自由と,民主主義を守るという
大義名分があるので,国民は我慢する。
多分,石は数年冷えない。ロシアの投入は無駄だ。何も得るものが無い。
まぁ,ロシアの軍需産業も大儲けなので,国家財政が赤字になろうが,
戦争を止めろとは言わないだろう。
投入されるロシア人は無駄死にだ。
***
ロシア国民は,軍の切実な敗走を戦略だと思い込まされているのだろう。
2Warで,ドイツ軍が冬の寒さに参っていたが,より恐れていたのは,
無尽蔵に湧いてくる敵兵の多さだったそうです。
戦記物を読めば出て来るよ。
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バッハ 2曲目 短調の右手メロディー
これが繰り返されています。
「はらり」と悲しみを誘うフレーズがありますね。
1曲目と対をなしている作品で演奏時には3部形式で行われていたそうです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
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