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チャイム その3

先に無料ソフトシンセサイザーのOB-XDが「キモ」と書いたが、
 シンセサイザー ADSRのリリースタイムの扱い方が
 独自なようなのです。
 定義上リリースタイムは「鍵盤を離した時からADSRのS=サスティーンレベルから
 音量がゼロになるまでの時間」です。
そうなると、私が考えている「打鍵型の楽器」では、Sが無いのでリリースタイムを長くしても
 音は残らないことになってしまいます。事実DAWソフト スタジオ・ワンではSを与えて
 音量を確保しないと残響がゼロになってしまいます。
ところがOB-XDでは音が出てくる。
 どうも、リリースタイムの解釈を「鍵盤が離された時の音量からゼロのなるまでの時間」と
 しているようなのです。
 したがって、Sが無い、Dだけの打鍵型の楽器でも非常に長い残響を作れます。
 鍵盤を押して、すぐ離してしまえば大きな音の残響になり、長く押していると
 減衰した小さな音の残響になります。
不思議な振る舞いで、それなりに面白いのですが、、、、、
 大きな欠点はベロシティーに従わない、感度が無いので私には使えないのです。
で、スタジオ・ワンで同じような振る舞いをする「リリース型の楽器」を作ってみた。
時間の目安は
 テンポ 90,4分の4拍子。
 4分音符は 666ms。8分音符は 333ms 2分音符は 1332ms(1.3秒強)。
打鍵型は4分音符で音が減衰して消滅する。
持続型は8分音符の残響が残る。
リリース型は2分音符弱の残響が残る。
 注意 残響は「ホール、洞窟等の空間に響く音」のことではありません。
こんな風に自分の頭の中にある「音」を外に出す=楽譜に音符を並べれば良いと考えたのですが
 音符には表せない音があるということで試行錯誤が続いています。
順番は1,持続型 2,打鍵型 3,リリース型 です。
楽器リリース型.jpg



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