SSブログ

本題

まず、楽譜とピアノロール。
15弱起打鍵持続.png
15ピアノロール.png
これを私なりに作った「打鍵型」と「持続型」のシンセサイザーに入れて演奏させる。
まずは「打鍵型」

次に「持続型」

で、本題。
どちらもADSR、OSC等を弄りながら何度も改良している。
で、気づいてきたのが以下のこと。
*****
音楽は人間が楽器を演奏して作っている。
その音は楽器固有の音ではない。
その楽器を演奏している人間が作り出した音である。
音楽は「なまもの:生物」である。
ADSRは楽器固有の固定された物では困る。
DAWソフトは、利用者に音楽への自由の道を与えるべきだ。
何故、Dekeyタイム、リリースタイムはピアノロール上で操れないのか?
答えは簡単。
「先読み」機能がないからである。
OSCが発音する前にその長さを知ることが出来ないから
 固定した「音」しか出せないのである。
ーーーーーー
自然界の音は殆どが「減衰」する。
 減衰する音ではないのは「滝の音」ぐらいである。私の想像力不足。
 その音でも風の影響で強弱が起きる。
チャップリンが描いた? 「永続する工場のサイレンの音」は不自然なのである。
ADSRのSはレベルだけが指定できその長さは決められない。
 嘘である。「鍵盤を離せば」音は止まる。無音になる。
 注:リリースタイムが音をいきのこさせる。
 ピアノではサスティーンペダルで制御ができる。
 ギターの音は振動している弦を手で抑えることで音を停められる。
減衰とは
 有音と無音を結ぶ線である。
 簡単には、あらゆる音のボリュームを段々と絞っていけば良いのである。
その線は始めに高さを与え、ゼロのなるまでの時間を与えれば実現できる。
ピアノロールの場合
発音時にベロシティーから発音時の音量の高さが決められる。
 発音時間はその横の長さで決められ、時間が来ると音は無惨に「ぶち切られ」る。
 そこには「減衰」がない。
テンポをどんなに弄くり回しても、「減衰」は実現できない。
 簡単に実現するには、減衰時間の異なる楽器に変えることである。
 その選択肢は3億円のバイオリンを数百円のおもちゃのバイオリンに変えるしか無い。
 或いは、プロの演奏家に依頼するしか無い。
ところが上に書いた。
 DAWにピアノロールを先読みする仕掛け、手順を書き加えるだけで済む。
多くのDAW屋は、たくさんのサンプル音を集めて切り売りする方が儲かるから
 そうしているだけなんだろうね。
私は人生の一時期プログラムを書いてお給料をもらっていた。
 プログラムの仕組み、使命を全く知らないわけではない。
 AIが人の仕事を奪ってしまうと恐れる人がいる。
 ところがAIは何千何百万とある過去の事例を統計解析しているだけ。と
 見破れば、人類がAIに負ける時、それは人類が滅びる時である。
 そこに勝者は居ない。
 勝つとか負けるとかの枠組みで考えることが「馬鹿」げているのである。
DAWソフト
 楽器の演奏者と言う人間の存在を忘れている土台の上に花は咲かない。
 何十年という歴史がありながらシンセサイザーの名演奏家は、作品は無い?
 日本の富田さんしか居ないのか?
 或いは、YMOしか居ないのか?、、、、、
待てよ。
「減衰する発振器」が「電気工学的」に「ハードウェア」的に出来ないのかな?
 従って、それを真似するソフトシンセができないという袋小路にあるのか?
「先読み」する
 簡単にでき、短時間に何百、何千とチェックができる。
 現在のマイコンは計算能力が有り余っている。 
 使いこなす、人が居ないことが進歩の足かせになっているのかもしれない。
誰か。
 減衰時間をピアノロールで、曲中に指定できる「先読み」できるシンセサイザーを
 作ってくれ。ハードでも、ソフトでも。
 ソフトの方が簡単にできる気がする。
スタジオ・ワンは「後発」なんだからやれよ。
ーーーーー
まぁ、言いたい放題だ。
nice!(1)  コメント(1) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。